News

2014/06/30

第一回となるマルシャ・ショーラは無事に終了しました!
お越しくださった皆さんありがとうございます。
マルシャ・ショーラでまたお会いしましょう。

2014/06/07

チケット発売開始!!

2014/06/06

マルシャ・ショーラ開催決定!

About

メッセージ

ブラジルには推定で160万人(2011年時点)もの日系人が暮らしています。
そして、現在19万人のブラジル人が日本で働いています。正に、最も遠くて一番近い国なのです。
ブラジル音楽といえばカーニバルを盛り上げるサンバ!ですが、実は1908年に第一回日本人移民がブラジルに着いた時、現在のサンバはまだありませんでした。
その時、カーニバルで歌い踊られていたのがマルシャなのです。
簡単な歌詞のくり返しと郷愁を誘うメロディー、初期の日系移民の方々もたくさん勇気づけられたはずです。

そんな歌が沖縄の東南植物楽園で、新たによみがえります。

マルシャには多民族国家を支えた先人の知恵がたくさん詰まっています。
恥ずかしがりやの方は仮面をつけて(仮面作りのワークショップもあります)
日常を忘れてハジけたい人は仮装をして(仮装コンテストもあります テーマは 移民一世)もちろん素のままでも大歓迎!
とにかく家族、親戚、友達、みんなで歌って踊って気晴らしをしましょう!

マルシャ・ショーラの発起人で、このイベントの船長でもある坂尾英矩さんは、半世紀近くも日本とブラジルの架け橋となる音楽はマルシャしかないと思っていたそうです。
そして東南植物楽園では、まるでその思いを知っていかのように、数十年から100年に一度 だけ花を咲かせるという「センチュリープランツ(サケリュウゼツ)」が、東南 植物楽園では半世紀近くぶりに花を咲かせています。

「ブラジルの国宝」と言われるミュージシャンの参加も決定しました!
奇跡はもう始まっているのです。

今世紀最後のチャンスかもしれません。
心より、多数のみなさまのご来場をお待ちしております。

マルシャ・ショーラについて

ポルトガル語でマーチの事ですが、ブラジル音楽のジャンルの一つとしてとらえた方が良いと思います。
1899年に女性作曲家シキンニャ・ゴンザーガがカーニバル向けに作曲した
「オ・アブレ・アラス」がマルシャと称される歌の始まりだと言われています。
2拍子で、明るさの中にも郷愁(サウダージ)を誘うメロディーが印象的です。
ブラジルにサンバが誕生する以前は、マルシャがカーニバルではメインの音楽だったそうで、
1930年代から1950年代にかけてが全盛時代らしいです。
今回のイベントを発案して頂いた坂尾さんによりますと曲は数千曲ありますが百年前から繰り返され親しまれているヒット曲は
約200曲ほどあり、メロが簡単できれいなので一回聞けばすぐに口ずさむ事が出来るそうです。
その良い例は初めてブラジルにで踊る外国人観光客は印象的なリフレインのパートを皆さん歌っているそうです。
また世界で最初にブラジル音楽を世界 に広めたハリウッド女優、カルメン・ミランダが歌った大ヒット
「タイー」「アロー、アロー」「ママ・ヨ・ケーロ」などは全部マルシャだそうです。

ショーラとは

沖縄方言で、しましょう!という意味です。
「ゆんたしょうら」という八重山の民謡があります。
ローマ字表記をChoraにしたのは、ブラジルに移住経験もある音楽家の翁長巳酉さんに、
ショーラはポルトガル語で泣けるね、という意味になると教えていただき、
両国で同じ様な発音だけれど違う意味の言葉がタイトルにあるのは面白いと思い、
また沖縄のオバーが悲しみを隠してカチャーシーを踊る強さともイメージがダブル気がして、
あえて英語的なShoraではなくブラジルを意識してChoraにいたしました。

ちなみに、ブラジルにはChoro(ショーラ)という泣くという意味の言葉からついたとされる、素晴しい音楽もあります。

Infomation

〒904-2143 沖縄県沖縄市知花2146
※開門 6:30(東南植物楽園の開園時間です。ハスまつりも開催中です)   

一般:3,500円(税込/1ドリンク付)
小中高校生以下:1,500円(税込/1ドリンク付)

※未就学児無料
※チケット料金には「東南植物楽園」の入園料がサービスとして含まれています。
2014年6月7日(土)
発売プレイガイド:東南植物楽園、ファミリーマート、イープラス
東南植物楽園
TEL:098-939-2555
総合プロデュース:坂尾英矩 / 主催:マルシャ・ショーラ実行委員会
企画・制作:株式会社アミューズ / 合同会社沖縄文化空間オーシーズ / 東南植物楽園

Artist

オスワルディーニョダクイッカ Osvaldinho da Cuica

1940年ブラジル国サンパウロ市出身。 サンバの世界では“リズムの王様”と して人間国宝的なアーティストに位置づけられ、サンバ史研究家としても第一人 者である。
長い芸能生活と、軍隊生活を大尉で退官するまで両立させてきた珍しい経歴の持ち主である。
数多くの有名人との共演レコードがある。またサンバ物語、サンバ史、 各種パーカッション奏法などのCD,DVDを制作した。 ブラジル国文化使節 として中南米、ヨーロッパに派遣された。サンパウロ市サンバ市民、サンパウロ 州サンバ大使の称号を受ける。
現在は政府機関文化事業等で多忙な活動を続けている。

ルイジーニョセッチコルダス Luizinho 7 Cordas

ブラジル音楽のサンバ、ショーロのジャンルに重要な楽器である7弦ギターの大家 である。“7弦ギターのルイジーニョ“と称され、国民に広く親しまれている。 著名音楽家との海外公演やレコーディングは数多く、日本とも非常に縁が深い。 本邦公演3回、日本でのレコーディングCD4枚、NYK飛鳥ワールドクルーズに2航 海出演している。2013年にはブラジルにてBEGINとの初共演が実現した。
出身地サントス市音楽学校には、彼の名前が命名されている。

ブラジル・サンパウロ出身。
1969年サンパウロでプロ・シンガーとしてデビュー。サンパウロの有名クラブ”オ・べコ”、”テレコ・テコ”、”カテドラル・ド・サンバ”、”テハッソ・イタリア”などで活躍。
また、”オルフェウ・ネグロ”、”ミュージック・ショー”などのメンバーとしてブラジル国内をツアー。 国外では4年間メキシコに滞在。1986年来日、サッシペレレでライブ活動を始める。
レパートリーはボサノバ、サンバ、サンバ・カンサオン、ショーロ、そしてMPBと300曲は越し、300曲を越え、まさにブラ ジリアン・ミュージックの生き字引的なアーティストとして親しまれている。

Access

お車で那覇空港より車で約50分
※沖縄自動車道経由 沖縄北IC下車

公共交通機関で那覇方面から
那覇バスターミナルより90番に乗車「農民研修センター前バス停」で下車後、徒歩約20分